今年は2月が29日まである、うるう年ですね。
数年に1度だけ1年を366日にするうるう年ですが、必ずしも4年に1度あるとは限らないことをご存知ですか?
うるう年とは太陽暦のルールのひとつで、例年よりも1年間が1日多くなる年のことを言います。
通常1年間は365日ですが、うるう年は366日です。
太陽暦では、地球の周りを太陽が一周する周期を1年としています。
しかし、太陽が地球の周りを一周するには約365.2422199日(365日5時間48分46秒)で、365日以上の時間が必要です。
この時に起こる5時間48分46秒のずれを修正し、1年を365日に保つためにうるう年が設けられています。
うるう年は1年の中で増やす日が決まっていて、どんな年でも、増えるのは2月29日。これは世界共通で決まっている太陽暦のルールです。
うるう年を計算するには2つのポイントがあります。
(1)西暦が4で割り切れる
かつ
(2)西暦が100で割り切れない または 400で割り切れる
基本的には4年に1度、4の倍数の年に巡ってきます。
しかし、100の倍数の年は、原則としてうるう年にはならないのです。
ややこしいですね。
さらにややこしいですが、4の倍数かつ100の倍数の場合でも、400で割り切れる場合にはうるう年となります。
2000年が良い例で、2000年は4でも100でも割り切れますが、400でも割り切ることができます。そのため、うるう年とされていました。
とにかく、基本的には4年に1度、うるう年ということですね。